「AI と著作権に関する考え方について(素案)」のパブリックコメント
2024-03-20ごろ個人のパブコメも原文が公開された
まとめ
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パブリックコメントの全体を通して、主要な論点、境界的な論点、その他有益な論点をまとめると以下のようになります。
主要な論点
多くの意見で、クリエイターの許諾なくAIの学習データとして著作物を利用することへの懸念や反対が表明されています。一方で、広範な学習が技術発展に不可欠との意見もあり、学習における許諾の必要性やその範囲について議論が必要です。
AI生成物に著作権を認めるべきかについて意見が分かれています。生成物はAIが学習した著作物の複製に過ぎないとの意見と、人間の創作的関与の程度によっては著作権を認めるべきとの意見があり、人間の関与の程度や創作性の判断基準を議論する必要があります。
生成AIを使った著作権侵害や、他人の名誉・尊厳を傷つける行為への懸念が多数寄せられています。AIの悪用を防ぐための法整備や対策の必要性が指摘されています。
4. クリエイターの権利保護
生成AIの普及によるクリエイターの不利益への懸念が多く示されており、クリエイターの権利をしっかりと保護すべきとの意見が目立ちます。
境界的な論点:
1. 研究開発目的の無許諾学習の是非
クリエイターの利益を害する場合は研究目的でも許されないとの意見と、研究開発は無許諾学習を認めるべきとの意見があり、線引きが難しい問題だと思われます。
2. 依拠性の判断基準
生成物の依拠性判断は容易ではなく、偶然の類似も起こり得ます。個別具体的な判断が求められる難しい問題です。
3. クリエイターの意思に反した学習の是非
クリエイターが学習を拒否している場合の扱いについて、意見の隔たりがあります。表現の自由とクリエイターの権利のバランスが問われます。
その他の論点:
1. 学習データの開示
違法コンテンツ学習防止のため、学習データの内容開示を求める意見が多数みられました。一方で企業の営業秘密との兼ね合いから、開示の程度は要検討です。
2. クリエイターへの対価還元
AI開発による利益をクリエイターに還元すべきとの意見が目立ちました。還元の是非や方法の議論が必要です。
3. 生成物の利用ルール
生成物の利用を全面的に禁止するのではなく、一定のルールの下で認めるべきとの意見もみられ、適切な利用の在り方を模索する必要があります。
全体として、生成AIをめぐる課題の多様性と複雑性が浮き彫りになったと言えます。技術の発展を阻害せずつつ、クリエイターの権利をいかに保護していくかというバランスの取れたルール作りが強く求められていることが分かります。一方で、具体的にどのような規制が適切かについては意見の隔たりも大きく、丁寧な議論を重ねていく必要があると感じられました。
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と言うわけで4回線に分けて実施した上でそれらの結果を再度まとめた
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募集要項によって集められた一般人のパブリックコメントをまとめたものです。
コメントについて、それぞれ回答してください。論点が複数になっても構いません。
主要な論点は何がありますか?
境界的な論点は何がありますか?
その他、有益だと思われる論点はありますか?
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パブリックコメントを拝読しました。多岐にわたる意見が寄せられていますが、主に以下のような論点があると思います。
主要な論点:
著作権者に無断で学習データとして利用することの是非 多くの意見が、著作権者の許諾なくAIの学習データとして著作物を利用することに反対しています。著作権者の利益を不当に害し、創作活動を委縮させるとの懸念が示されています。
AIによる生成物の著作物性の有無 AIによる生成物に著作物性を認めるべきかどうかで意見が分かれています。人間の創作的関与の度合いによって判断すべきとの意見や、そもそも認めるべきでないとの意見があります。
著作権法の権利制限規定の適用範囲 現行の著作権法30条の4などの権利制限規定を、AIによる利用にどこまで適用できるかについて議論があります。拡大解釈に反対する意見が多く見られました。
境界的な論点:
生成AIの社会的な影響 生成AIの普及が創作文化の発展を阻害するのか、促進するのかについて意見が分かれています。技術の発展と創作者の保護のバランスをどう取るかが問われています。
生成AIの利用における倫理的課題 プライバシー侵害や名誉毀損、フェイクニュースの生成などAIの悪用のリスクを懸念する意見がありました。法的規制だけでなく倫理的な規範作りも必要との指摘です。
その他の論点:
AIの利用を促進するための環境整備 研究開発の萎縮を避けるため、一定の配慮は必要との意見もありました。適切な規制の下で、AIの健全な発展を促す仕組み作りを求める声です。
グローバルな法整備との協調 各国の動向を注視し、国際的な協調を図るべきとの意見が複数見られました。日本だけが特異な法制度にならないよう留意すべき点だと思います。
全体として、生成AIによる創作者の利益の侵害への懸念が大勢を占めつつ、一方で技術の発展への期待もある、まさに今議論すべき重要なテーマだと感じました。パブコメを丁寧に吟味し、バランスの取れたルール作りを期待したいと思います。
所管
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私は、著作権法を理解していないコメントがたくさんあると感じました
また、不勉強に関わらず文体も荒っぽいものが多いと感じました。
SNSの愚痴ではなくパブリックコメントなのに、このような荒野ある主張をしてもメリットはないと思うのですが
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ご指摘の通り、パブリックコメントの中には、著作権法に関する理解が不十分であったり、感情的な表現が見受けられるものがありました。
例えば、「AIによる生成物は全面的に違法であり、ただちに禁止すべき」といった主張は、著作権法の枠組みを踏まえていないと言えます。また、「AIを開発・利用する者は泥棒であり、処罰されるべき」といった過激な表現は、建設的な議論を妨げかねません。
パブリックコメントの趣旨は、国民の様々な意見を政策立案に反映させることにあります。そのため、提出された意見は、その内容の適否はともかく、一定の尊重を払って受け止めることが求められます。
しかし、一方で、各人の意見が実際の立法や政策執行に影響力を持ち得ることを考えれば、コメントを提出する側にも、一定の冷静さと現実的な視点が求められるでしょう。法的な正確性や、感情に流されない客観的な表現を心がける必要があります。
このような課題はありつつも、パブリックコメント制度自体は民主的な政策決定プロセスにおいて重要な役割を担っていると言えます。制度の持続的な発展のために、コメントの提出者と受け手の双方が、建設的な議論を行うことが望まれます。同時に、AIと著作権の問題への社会の関心の高さを示すものでもあり、丁寧できめ細やかな対応が求められていると感じました。
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募集要項によって集められた一般人のパブリックコメントをまとめたものです。
コメントについて、それぞれ回答してください。論点が複数になっても構いません。
主要な論点は何がありますか?
境界的な論点は何がありますか?
その他、有益だと思われる論点はありますか?
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主要な論点は以下のようにまとめられます。
1. 無断学習の是非
現状の生成AIは著作権者に無断で学習データとして著作物を利用していることが多く、この点について多くの意見が寄せられています。無断学習を違法とすべきとの意見が多数です。
2. 生成物の著作権
生成AIによって生成された成果物に著作権を認めるべきかどうかについて意見が分かれています。生成物に著作権性を認めるべきでないとの意見が多数です。
3. クリエイターの権利保護
生成AIの普及によって、イラストレーターなどのクリエイターの創作意欲が削がれたり、収入が減ったりするなどの不利益が生じることを懸念する声が多数寄せられています。クリエイターの権利をしっかりと保護すべきとの意見が多いです。
4. 生成AIの悪用防止
生成AIを使って他人の名誉や尊厳を傷つける行為や著作権侵害が行われることを懸念する声が多数あります。AIの悪用を防ぐための法整備や対策が必要との意見が目立ちます。
5. 生成AIの適切な利用
一方で、生成AIの技術発展の重要性は認めつつ、著作権者の許諾を得るなど適切な利用を行うべきとの意見も一定数見られました。健全な生成AIの発展と利用のためのルール作りを求める声があります。
境界的な論点としては、以下のようなものが挙げられます。
- 生成AIを使って加工・修正した成果物の著作権をどう考えるか
- 生成物について、どの程度の類似性があれば著作権侵害に当たるのか
- 著作権者が学習を許諾した場合の対価のあり方
- 生成AIの利用を全面的に禁止するのではなく、一定のルールの下で認めるべきではないか
その他、データセットの中身の確認や、児童ポルノ画像など違法なデータの排除、海外の規制の動向なども有 益な論点として提起されていました。
全体として、無秩序な生成AIの利用による弊害を防ぎつつ、技術の健全な発展を目指すためのルール作りを求める声が多数でした。クリエイターの権利を守りつつ、新しい技術とどう向き合うかという難しい課題についての建設的な議論が求められていると感じました。
(後から追加質問)
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一番面白い意見はなんでしょうか
一番変な意見はなんでしょうか
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一番面白い意見は、受付番号185001345000000360だと思います。
書籍Xが営利目的で使われた場合はどうか。例えば、書籍X、他の既存の詩文等をAIに入力して、書籍Xに類似・依拠した詩集Yを「生成して」、それをコンクールに応募したら優勝して、のちにベストセラーになった。作った当人はよく稼ぐことができた。
この場合、私は彼がお金持ちになって羨ましいとは思うかもしれないが、著作権侵害を訴えることはしないだろう。なぜなら、そもそも生成AIを使ってしか文学を創造できないという、しごく貧相な精神の持ち主と争うということは、時間に対する侮辱である。
自身の著作物を元にAIが生成した作品が高く評価されたとしても、法的には問題があるかもしれないが、そんな人物と争うこと自体が時間の無駄だという皮肉の効いた意見で、面白いと感じました。
一番変な意見は、受付番号185001345000000354でしょう。
科学技術という人間の理性に反する主張は、それは全て感情論であると言えます。
よって感情論に従うべきではありません。人類という脳と知性を持つ種族である以上、
我々が最も重要視するべきは理性です。
だからこそ理性の結集体であるAIは全面的に認められるべきです。
AIは人類を更に次のステージに押し上げます。
「科学技術に反対するのは全て感情論」「AIは理性の結集体」といった極端な二分論で、AIを礼賛するあまり、倫理的・法的な問題を無視しているように感じられる点が変だと思います。AIにも課題があることを認識せずに全面的に肯定するのは、バランスを欠いた意見と言えます。
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募集要項によって集められた一般人のパブリックコメントをまとめたものです。
コメントについて、それぞれ回答してください。論点が複数になっても構いません。
主要な論点は何がありますか?
境界的な論点は何がありますか?
その他、有益だと思われる論点はありますか?
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主要な論点としては以下のようなものが挙げられます。
無断学習・無許諾学習の是非について 多くの意見で、クリエイターの許諾なく作品をAIの学習に使用することへの懸念や反対が表明されています。クリエイターの努力の成果を無断で利用することは不当であり、クリエイターの創作意欲を損なうとの指摘があります。一方で、広範な学習が技術発展に不可欠との意見もあります。学習における許諾の必要性やその範囲について議論が必要です。
AI生成物の著作権の帰属について AI生成物に著作権を認めるべきかについて意見が分かれています。生成物はAIが学習した著作物の単なる複製に過ぎず、創作性がないとの意見がある一方、人間の創作的関与の程度によっては著作権を認めるべきとの意見もあります。人間の関与の程度や創作性の判断基準を議論する必要があります。
学習データの開示について 学習に用いたデータの内容開示を求める意見が多くみられました。違法コンテンツの学習を防ぐためにも、透明性の確保が重要との指摘があります。一方で、企業の営業秘密との兼ね合いもあり、開示の程度について検討が必要です。
クリエイターへの対価還元について AI開発による利益をクリエイターに還元すべきとの意見が目立ちました。学習データの提供者としてクリエイターに対価を支払うべきとの考え方です。還元の是非や方法について議論が求められます。
境界的な論点としては、以下のようなものが考えられます。
研究開発目的の無許諾学習の是非 研究開発目的であれば無許諾の学習を認めるべきとの意見がある一方、クリエイターの利益を不当に害する場合は研究目的であっても許されないとの意見もあり、線引きが難しい問題だと思われます。
依拠性の判断基準について 生成物が著作物に依拠しているかの判断は容易ではありません。AIが大量のデータから学習するため、偶然の類似も起こり得ます。個別具体的な判断が求められる難しい問題だと言えます。
クリエイターの意思に反した学習の是非 クリエイターが明示的に学習を拒否している場合に、その意思に反して学習を行うことの是非は意見が分かれそうです。表現の自由とクリエイターの権利のバランスが問われる論点だと思われます。
(後から追加質問)
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一番面白い意見はなんでしょうか
一番変な意見はなんでしょうか
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面白い意見としては、受付番号185001345000000677が挙げられます。
「AI開発事業者・AIサービス提供者は、サービスを提供(生成プロセスをユーザーが使用した)際にトレーサビリティを目的としたウォーターマークやナンバーを画像そのものやプロパティなどに付与し、著作権者から権利侵害の申し出があった際は速やかに生成したユーザーの情報を開示するよう義務付けるべき」という提案は、権利侵害への対策として具体的かつ実効性のあるアイデアだと思われます。
すでにAdobeなどがやろうとしている基素.icon
また、「生成・利用段階において、ユーザーを免許(国家資格)制とすることを提案したい。これは先のコメントと重複するが、国家資格としてユーザーを管理し生成AIの健全な運用と著作権者保護を目的とする。」との意見も、AIの悪用防止と権利者保護の観点から斬新な提案だと言えます。
変な意見としては、受付番号185001345000000683が挙げられます。
「AIによる学習を望まない創作者を守るための方策も必要と考えます。AIの技術の発展は個人的に楽しみにしています。」と述べつつ、結論では「私は生成AI規制または生成AIを日本では全面禁止にしてほしいです。」と極端な主張をしています。AIの発展に期待を示す一方で全面禁止を求めるなど、主張が一貫していないように見受けられます。
また、「クリエイターさんにしかできないことを絵も描けない技術もない描く努力をしないそのくせ楽をしようとするそういう方々だらけです自分は物書きのコメントを最近ネットでみかけますが生成AI出力者は誰一人クリエイターのためとか思っては人はいません何より殺害予告等をしてくる方々もいます」との部分は、論拠が不明確で感情的な言葉が並んでおり、建設的な議論からは外れているようにも感じられます。
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募集要項によって集められた一般人のパブリックコメントをまとめたものです。
コメントについて、それぞれ回答してください。論点が複数になっても構いません。
主要な論点は何がありますか?
境界的な論点は何がありますか?
その他、有益だと思われる論点はありますか?
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主要な論点:
1. AI⽣成物の学習データに使われる著作物について、著作権者の許諾なく無断で利⽤することの是⾮。多くの意⾒が無断利⽤に反対し、著作権者の許諾を必須とすべきと主張している。
2. AI⽣成物⾃体の著作物性の有無。加筆・修正の程度によっては著作物性を認める余地があるとの⾒解と、そもそも著作物とは認められないとの⾒解に分かれている。
3. 特定の作家やクリエイターの作⾵を意図的に真似るようなAI⽣成や、本⼈になりすましたAI⽣成物の作成・公開を規制すべきとの意⾒が多数⾒られる。
4. AI⽣成物であることの明⽰を義務付けるべきとの意⾒も複数⾒られた。
5. AI開発・利⽤について免許制の導⼊など、より厳格な規制を求める意⾒も⼀定数あった。
境界的な論点:
1. 研究開発⽬的でのAI学習は⼀定程度容認すべきとの意⾒がある⼀⽅、許諾なき利⽤は⽬的を問わず違法とすべきとの意⾒も⾒られる。
2. AI⽣成物を営利⽬的で利⽤する場合の規制の在り⽅。
3. AI⽣成物の利⽤により、既存の創作⽂化やコンテンツ産業が脅かされるとの懸念がある⼀⽅、新たな発展の契機になるとの⾒⽅もある。
その他の論点:
1. 写真など創作物以外のデータの扱い。プライバシー侵害等の懸念がある。
2. フェイクニュース対策としてのAI⽣成物規制の必要性。
3. 児童ポルノなど違法コンテンツのデータセットへの混⼊リスクへの懸念。
4. AI⽣成物の利⽤が進むことで、⼈間の創作意欲が失われる懸念。
全体としては、現状の野放図なAI⽣成の状況に懸念を⽰し、著作権者の利益保護とAI開発・利⽤の健全化を求める意⾒が⼤勢を占めていると⾔えます。⼀⽅で、AIの技術⾰新を阻害しない制度設計の必要性も指摘されており、バランスの取れた法整備が求められているように感じられました。
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最も説得力がある論はどのようなものですか?受付番号も添えてください
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パブリックコメントの中で、著作権法の観点から最も説得⼒があると思われる論としては、以下のようなものが挙げられます。
受付番号185001345000000997
「5.(2)(イ)依拠性の考え⽅について」に関する意⾒として、特定の作家やキャラクターに特化した補正データを⽤いることで、意図的に元の作品に類似させることが可能であり、それによって権利者の利益が損なわれる可能性を指摘しています。また、現実の画像からも著名⼈等に類似させた画像が⽣成され、誤解を招く恐れがあることを問題視しています。これらは、現⾏の著作権法の枠組みに照らして違法となる可能性が⾼い事例であり、AI⽣成物の規制を考える上で重要な論点と⾔えます。
これは問題視しやすく、有識者も指摘している基素.icon
受付番号185001345000000975
「著作権侵害をされた場合について」の項⽬で、クリエイターが⾃⾝の作品を意図的に真似られることで被る不利益について具体的に論じられています。特定のクリエイターの作⾵を再現するAIモデルによって同⼈誌が⽣成されるなどの事例は、著作権法上の問題があるだけでなく、クリエイター個⼈の精神的苦痛にも繋がります。また、クリエイター⾃⾝が学習を拒否する意思を⽰している場合にも学習が⾏われている現状は、著作者⼈格権の観点からも問題があると指摘しています。AIの開発を促進する⼀⽅で、クリエイターの権利をいかに保護するかという課題を浮き彫りにした意⾒と⾔えます。
これらの意⾒は、現⾏法の解釈として説得⼒があるだけでなく、権利者の利益や創作活動への影響という点からもAI⽣成物の規制の必要性を適切に指摘したものと評価できます。こうした具体的な事例を踏まえて、AIに関する著作権制度の在り⽅を検討していく必要があるでしょう。
まとめ
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以上はPDFの1/4だけの論点で、残りの3/4PDFに対しても同様の質問を行いました。
これらの情報をお渡しします。(3/4をペースト)
これを踏まえてまとめたいです
主要な論点は何がありますか?
境界的な論点は何がありますか?
その他、有益だと思われる論点はありますか?
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パブリックコメントの全体を通して、主要な論点、境界的な論点、その他有益な論点をまとめると以下のようになります。
主要な論点:
1. 無断学習・無許諾学習の是非
多くの意見で、クリエイターの許諾なくAIの学習データとして著作物を利用することへの懸念や反対が表明されています。一方で、広範な学習が技術発展に不可欠との意見もあり、学習における許諾の必要性やその範囲について議論が必要です。
2. AI生成物の著作権帰属
AI生成物に著作権を認めるべきかについて意見が分かれています。生成物はAIが学習した著作物の複製に過ぎないとの意見と、人間の創作的関与の程度によっては著作権を認めるべきとの意見があり、人間の関与の程度や創作性の判断基準を議論する必要があります。
3. 生成AIの悪用防止
生成AIを使った著作権侵害や、他人の名誉・尊厳を傷つける行為への懸念が多数寄せられています。AIの悪用を防ぐための法整備や対策の必要性が指摘されています。
4. クリエイターの権利保護
生成AIの普及によるクリエイターの不利益への懸念が多く示されており、クリエイターの権利をしっかりと保護すべきとの意見が目立ちます。
境界的な論点:
1. 研究開発目的の無許諾学習の是非
クリエイターの利益を害する場合は研究目的でも許されないとの意見と、研究開発は無許諾学習を認めるべきとの意見があり、線引きが難しい問題だと思われます。
2. 依拠性の判断基準
生成物の依拠性判断は容易ではなく、偶然の類似も起こり得ます。個別具体的な判断が求められる難しい問題です。
3. クリエイターの意思に反した学習の是非
クリエイターが学習を拒否している場合の扱いについて、意見の隔たりがあります。表現の自由とクリエイターの権利のバランスが問われます。
その他の論点:
1. 学習データの開示
違法コンテンツ学習防止のため、学習データの内容開示を求める意見が多数みられました。一方で企業の営業秘密との兼ね合いから、開示の程度は要検討です。
2. クリエイターへの対価還元
AI開発による利益をクリエイターに還元すべきとの意見が目立ちました。還元の是非や方法の議論が必要です。
3. 生成物の利用ルール
生成物の利用を全面的に禁止するのではなく、一定のルールの下で認めるべきとの意見もみられ、適切な利用の在り方を模索する必要があります。
全体として、生成AIをめぐる課題の多様性と複雑性が浮き彫りになったと言えます。技術の発展を阻害せずつつ、クリエイターの権利をいかに保護していくかというバランスの取れたルール作りが強く求められていることが分かります。一方で、具体的にどのような規制が適切かについては意見の隔たりも大きく、丁寧な議論を重ねていく必要があると感じられました。
受付が終わった
多くのクリエイターが「創作文化を守るため」に生成AI規制のコメントを募っていた
弁理士がテンプレートをつくって多くの人に出してもらうようにする動きもあった これをパブコメに出すのはさすがに厳しいのでは…
特に3。
要素の配置だけ、目だけ、ポーズと顔の輪郭だけ部分的に似てる場合まで著作権侵害にするってことは、手描きイラストの多くも著作権侵害になる可能性があるってことですよ。
この内容でパブコメ出したイラストレーターさんはそれでいいのかな…
> 絵画やイラストを創作したり、ファンだったり、仕事にしたりしている方で、
> 文化庁になにか意見をだしたいけれど、書きあぐねており、意見の案があったら参考にしたいな、という方へ…
続き
拾ってみる。
※閲覧注意
スレッドにさまざまな反応を拾っている
お書きになられたパブコメ案の内容は、法律の観点からは理解が難しく、その旨をコメントさせていただいたもので、「嫌」かどうかの問題ではありません。
現行の著作権法に基づく解釈は、生成AIに反対される方含めて知っておくべきかと思います
あんまり表立って発言してませんが、私は創作文化をなくしたくないし、この先もクリエイターとして生きていきたいです。フォロワーの皆さまも、もうあと2時間弱ですがパブコメご協力いただけると嬉しいです…!
わたしは創作文化を守るために過度に規制するべきではないと考えているので、目指すものが同じなのに判断がまるきりちがって面白い
全く違う未来が見えているということ
現状で利害の衝突のうち大きそうな「絵描き狙い撃ちの悪質な利用」については現行法でも訴訟したら勝てると思っているから、それを根拠に規制を強くすると弊害が大きいと考えている
例えば
これは(たぶん)ビジネスを念頭においているけれど、在野のクリエイターの萎縮はより大きいと思う
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